釧路のグルメ

くしろのグルメ

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釧路から全国へと広まった「炉ばた焼文化」

釧路から全国へと広まった「炉ばた焼文化」

地元の新鮮な魚を目の前で焼き、熱々の焼き立てを楽しんでいただくことから始まった炉ばた焼き。魚それぞれに違う脂の乗りや身の厚さに合わせて巧みに火力を調節する。長年培った経験がものを言う。完璧な焼き上がりは、見た目はもちろん、パッと香る「美味しい匂い」を咲かせます。

新鮮な魚介類イメージ

新鮮な魚介類

釧路の沖合いは寒流と暖流がぶつかり合う場所です。寒流はいわゆる親潮で、栄養塩がたくさん含まれているため、生物の餌となる植物プランクトンや動物プランクトンが豊富。また、釧路港を中心にして東は岩石海岸で岩の海底が続いてコンブ類などの海藻が一面に繁茂しています。このような海の環境が様々な生物の棲み家となったり、集まる場所となり、釧路の海を豊かにしています。

グルメイメージ

竹老園東家総本店から始まった緑色の蕎麦

釧路市内の店で蕎麦と注文するとクロレラ入りの緑色のそばが出ます。釧路市外から来た人から『「茶そば」は注文してません!』と驚かれることもあると聞きます。クロレラは最初に更科粉とつなぎの小麦粉を混ぜる際に入れるのですが、味や栄養よりも着色が主な目的といいます。割合は総重量に対し0.1~0.2%程度。0.2%だとかなり濃い緑になります。

あっさり細麺の釧路ラーメンイメージ

あっさり細麺の釧路ラーメン

あっさりスープに全国でも類を見ない細縮れ麺で食べる釧路ラーメンは釧路の風土と歴史が生んだ「ご当地ラーメン」です。北洋漁業の全盛期に、寒い海から帰った漁師達に少しでも早く温かいラーメンを出すために茹で時間の短縮のため麺が細くなったと言われています。現在では北海道四大ラーメンの一つとして認識されており、毎年8月には「ら・フェスタ」という釧路ラーメンのイベントに約8万人が来場します。

釧路発祥のスパカツイメージ

釧路発祥のスパカツ

アツアツの熱した鉄板皿にスパゲティ&トンカツ1枚がのり、それを覆うようにミートソースがかけられたスパカツ。発祥は釧路では老舗のレストラン泉屋から。昭和35年頃、当時の木造の店は、すき間だらけで寒く当初はお皿で出していたが鉄板を使ったら、寒い中でも最後まで熱々のまま食べてもらえるのではないかと考えたのがきっかけで生まれたメニュー。釧路のご当地グルメと言えば必ず名前が挙がります。